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はがきのサイズ・種類を徹底解説!DMに最適な大きさや印刷のコツ

「はがきの正確なサイズは何cm?」「印刷データを作りたいけれど、ピクセル数はいくつに設定すればいい?」
DM(ダイレクトメール)制作や季節の挨拶状作成の際、こうしたサイズの疑問で手が止まってしまうことはありませんか?
たった数ミリの違いでも、郵便料金が変わってしまったり、せっかくのデザインが印刷時に切れてしまったりと、意外な落とし穴があるのが「はがき」の世界です。
この記事では、基本のサイズ(mm/cm/px)から、2024年10月改定後の最新郵便料金、そしてビジネスで成果を出すためのDMサイズの選び方までを徹底解説します。
デザイナーの方からDM発注担当者様まで、保存版として活用いただける内容です。ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
【早見表】はがきのサイズ・ピクセル数一覧(mm/cm/px)

まずは、最も知りたい数値を一覧でご紹介します。印刷データを作成する際は、こちらの数値を参考に設定してください。
通常はがき(官製はがき・ポストカード)
日本国内で一般的に流通している「通常はがき(ポストカード)」のサイズは以下の通りです。
|
単位 |
サイズ(幅 × 高さ) |
備考 |
|---|---|---|
|
ミリ (mm) |
100mm × 148mm |
最も一般的な規格 |
|
センチ (cm) |
10.0cm × 14.8cm |
文具店などで探す際の目安 |
|
インチ (inch) |
約 3.94inch × 5.83inch |
海外ソフト使用時など |
これが基本となる「定形はがき」のサイズです。年賀状や暑中見舞い、一般的なDMの多くがこのサイズで作られています。
解像度別のピクセル数(300dpi / 350dpi)
パソコンでデザインデータを作る場合、重要になるのが「ピクセル数」です。
Web用画像(72dpi)とは異なり、印刷用データは高解像度で作る必要があります。作りたい解像度に合わせて設定してください。
|
解像度 |
ピクセルサイズ(幅 × 高さ) |
用途 |
|---|---|---|
|
300 dpi |
1181px × 1748px |
家庭用プリンターでの印刷 |
|
350 dpi |
1378px × 2039px |
プロの印刷業者への入稿用(推奨) |
注意点: 印刷業者に入稿する場合、端まで印刷するにはさらに上下左右に「塗り足し(各3mm)」が必要です。350dpiの場合、塗り足しを含めたサイズは1461px × 2122px(106mm × 154mm)程度で作成するのが一般的です。
写真(L判・KGサイズ)とはがきサイズの違い
写真をプリントしてはがきとして送りたい場合、「写真用紙のサイズ」とはがきのサイズが微妙に異なる点に注意が必要です。
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種類 |
サイズ (mm) |
はがきとの違い |
|---|---|---|
|
はがき |
100 × 148 |
基準サイズ |
|
L判 |
89 × 127 |
はがきよりふた回り小さい |
|
KGサイズ |
102 × 152 |
はがきよりわずかに大きい |
欧米で一般的な「KGサイズ(ハガキ大)」は、日本のはがきよりも数ミリ大きくなっています。そのため、KGサイズの写真をそのまま官製はがきに貼るとはみ出してしまいますし、逆にL判だと余白が大きくなります。用途に合わせて用紙を選びましょう。
送料が変わる!「定形」と「定形外」の境界線
「少し厚手の紙を使いたい」「飾りをつけたい」といった場合に注意が必要なのが、郵便法上の区分です。
サイズや重さが規定を少しでも超えると、「定形外郵便」として料金が高くなってしまいます。
定形郵便物(はがき)の条件
いわゆる「はがき(第二種郵便物)」として85円(※2024年10月1日改定)で送るためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
長辺: 14cm 〜 15.4cm
短辺: 9cm 〜 10.7cm
重さ: 2g 〜 6g
紙質: 郵便はがきとして使用できる適度な強度があること
この範囲内であれば、長方形以外の形(キャラクターの形など)をしていても、条件付きで定形郵便として扱われる場合がありますが、基本的には長方形(角型)が無難です。
定形外郵便物になってしまうケース
以下のようなケースは「第一種郵便物(手紙・定形外)」扱いとなり、料金が110円〜(定形郵便物扱いの場合)またはそれ以上に跳ね上がります。
重さが6gを超えた(厚紙の使用や、ステッカーの貼りすぎなど)
サイズが規定より大きい(A4サイズなど)
サイズが規定より小さい(小さすぎるものも送れません)
特にDM発送において、1通あたりのコスト増は総額に大きく響きます。企画段階で「6g以内におさまるか?」を確認することが重要です。
【DM担当者必見】ビジネスで使われるはがきの種類と特徴

ビジネスでDM(ダイレクトメール)を送る場合、「ただ送る」のではなく「見てもらう」ことがゴールです。
目的や予算に合わせて、最適なサイズを選ぶことが成功への近道です。ここでは代表的な3つの種類を比較します。
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種類 |
サイズ |
コスト |
特徴・メリット |
|---|---|---|---|
|
通常はがき |
100×148mm |
◎ 安い |
最も低コスト。手軽だが、掲載できる情報量は少ない。既存顧客への簡単な挨拶向け。 |
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大判・A4はがき |
A4~A5等 |
△ 高め |
【おすすめ】 インパクト大。封筒不要でそのまま読めるため開封率が高い。チラシ同等の情報量を掲載可能。 |
|
圧着はがき |
100×148mm (展開時2倍) |
○ 普通 |
接着面をめくるタイプ。通常はがきの2~3倍の情報量を掲載でき、プライバシー情報も隠せる。 |
通常はがきサイズ(コスト重視)
コストを最小限に抑えたい場合や、セール開催の告知など「要件のみをシンプルに伝えたい」場合に適しています。
競合他社のDMに埋もれやすいため、デザインやキャッチコピーでの工夫が必須です。
大判はがき・A4はがき(反応率重視)
近年、マーケティング担当者から注目されているのが**「A4はがき(大判DM)」**です。
一般的な封書(A4チラシを三つ折りにしたもの)は、開封のひと手間があるため、そのまま捨てられてしまうリスクがあります。
一方、A4はがきは**「ポストから取り出した瞬間に内容が目に入る」**という強力なメリットがあります。
「通常はがき」としての85円では送れませんが、定形外郵便やヤマト運輸のDM便などを活用することで、高い費用対効果(ROAS)を期待できます。
圧着はがき(情報量重視)
V折(2面)やZ折(3面)などがあり、めくる行為自体が読み手の興味を引きます。
「自分だけの特別なお知らせ」という演出効果もあり、クーポンや会員情報の通知によく利用されます。
失敗しない!はがき印刷データ作成 3つの注意点

いざ入稿データを作る際、初心者がやりがちなミスを防ぐための「3つの鉄則」をご紹介します。これさえ守れば、印刷トラブルの多くは回避できます。
1. 塗り足し(ドブ)を3mm確保する
はがきの端まで色や写真を入れたい場合、仕上がりサイズ(100×148mm)よりも、上下左右に3mmずつ大きく(106×154mm)背景を作る必要があります。
これを「塗り足し」と言います。断裁時のズレによって紙の白いフチが出てしまうのを防ぐための必須処理です。
2. 文字切れを防ぐ「セーフティゾーン」
逆に、切れてはいけない文字やロゴは、仕上がり位置から**内側3mm以内(セーフティゾーン)**に配置しましょう。
紙の端ギリギリに文字を置くと、断裁ズレで文字が欠けてしまったり、見栄えが悪くなったりします。
3. 宛名印字スペースの確保
DMとして発送する場合、宛名ラベルを貼るスペースや、直接印字するための空白スペースが必要です。
また、郵便番号枠の位置や、下部のカスタマーバーコード用のスペースなど、規定の位置を空けておく必要があります。
デザインを始める前に、必ず印刷会社や発送代行会社のテンプレートを確認しましょう。
はがき印刷・DM発送なら「DM発送おまかせ便」にお任せ
はがきのサイズ選びやデータ作成、そして宛名印字から発送手続きまで、すべてを自社で行うのは大変な労力がかかります。
「DM発送おまかせ便」なら、印刷から発送までワンストップで対応可能です。
A4厚紙DMも対応: 開封率の高い大判DMの印刷・発送が得意です。
データチェック: プロのスタッフが入稿データをチェックするため、サイズの失敗がありません。
コスト削減: 独自の発送ルートにより、郵便料金を含めたトータルコストを抑えるご提案が可能です。
「このサイズで送るといくらかかる?」「データ作成が不安」といったご相談も大歓迎です。まずは無料のお見積りをご利用ください。
まとめ
はがきのサイズは、単なる「紙の大きさ」ではありません。用途やターゲットに合わせて最適なサイズ(種類)を選ぶことが、DMの成功やスムーズなコミュニケーションへの第一歩です。
基本サイズ: 100mm × 148mm
印刷用ピクセル数: 350dpi推奨(1378px × 2039px)
ビジネス活用: コスト重視なら通常はがき、効果重視ならA4はがきがおすすめ
注意点: 重さ6gを超えると料金が変わるため要注意
この記事のサイズ一覧表を参考に、目的にぴったりの一枚を作成してください。
よくある質問(FAQ)
Q1:はがき サイズは何cmですか?
A:一般的なはがき サイズは 10cm × 14.8cm です。
Q2:写真プリントにおすすめのはがきサイズは?
A:はがきサイズ(100×148mm)またはKG判が人気です。
Q3:自宅プリンターで印刷できますか?
A:可能です。用紙設定を「はがき」にしてください。
Q4:私製はがきでも郵送できますか?
A:サイズが規格を満たしていれば可能です。
Q5:コンビニで写真はがきは印刷できますか?
A:多くのコンビニが対応しています。
Q6:大判はがきは郵便で送れますか?
A:規定内(般的サイズ:120mm × 235mm・重量50g以内)であれば送付可能です。