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クリック ポストで安く速く送る!料金と手順を図解

クリック ポストとは
クリック ポストは、日本郵便が提供する小型荷物向けのオンライン発送サービスです。自宅で宛名ラベルを発行し、全国一律185円でポスト投函でき、配達は郵便受けにお届け。追跡機能も付くため、フリマ取引や個人のちょっとした発送に定番として選ばれています。
基礎知識・メリット
クリックポストは、小型荷物を自宅でラベル作成→ポスト投函で送れるサービスです。全国一律185円で、追跡あり・土日祝も配達と、手軽さとコスパが魅力。フリマ・オークション・薄手のテキスト・アクセサリー・スマホケースなどの発送で支持されています。
到着目安:おおむね翌日~翌々日(距離や差出時刻により前後)。配達は郵便受けに投函。不在でも受け取れるのが強みです。
支払方法:Yahoo!ウォレットまたはAmazon Pay(どちらもクレカ払い)。ログイン用ID(Yahoo! JAPAN/Amazon)の取得が必要です。
クリックポスト 料金の最新情報(コスト感)
料金:全国一律185円。距離や都道府県による変動はありません。
コスパの考え方:A4フラット・軽量・3cm以内で送る頻度が多いなら、宅配便やレターパックよりコスト最小化になりやすいです。厚さ3cmを超える・補償が必要・日時指定が必要なら、別サービスを選びましょう。
クリックポスト サイズ制限(測り方のコツ)
上限:長辺34cm以内/短辺25cm以内/厚さ3cm以内/重量1kg以内(いわゆる「規格内」サイズ)。
計測の実務:厚さは3cmゲージ(100均や通販で入手可)やノギス・定規で最も厚い箇所を測定。封入後にゲージに通るかを必ず確認しましょう。
最小サイズの目安:ラベル(A6相当)を貼れる面積が必要。極端に小さい荷物は台紙を添えて規格内に整えると安定します。
失敗例:角2封筒に書籍+緩衝材で厚さ3.1cmに…。→圧縮袋で空気を抜く、台紙を薄いものへ変更、緩衝材をエアキャップ→薄型パッドに置換して3cm以内に調整。
種類や違い(ゆうパケット/レターパック/ネコポス)
クリックポストはゆうパケットと同じ規格内サイズを基本に、オンライン決済+自宅印字を前提にした小型荷物特化サービスです。ゆうパケットやレターパック、民間のネコポスとの主な違いを整理します。
クリックポストとネコポスの違い(要点比較)
利用条件
クリックポスト:誰でも利用可(要:Yahoo!/Amazonアカウント+オンライン決済)。
ネコポス:ヤマト運輸と契約の法人・個人事業主または提携フリマ・オークション経由で個人が利用。店頭単発では不可。
サイズ
クリックポスト:長34/短25/厚3cm/1kg。
ネコポス:縦23~31.2cm×横11.5~22.8cm、厚さ2.5cm(法人契約)/3cm(フリマ経由)以内、1kg以内。
料金
クリックポスト:全国一律185円。
ネコポス:全国一律の契約単価(法人は条件により決定)。フリマ経由は各プラットフォーム設定価格。公表の単価は契約・経路で異なります。
差出/受取
クリックポスト:ポスト投函可。配達は郵便受け。
ネコポス:営業所・集荷が主。コンビニ取扱は不可(ネコポス単体)。配達はポスト投函。
補償
クリックポスト:損害賠償なし(破損・紛失の補償対象外)。
ネコポス:引受限度額3,000円。
まとめ:厚さ3cmぴったりのA4薄物ならクリックポストが簡単・明朗価格。法人の大量発送や翌日スピード重視なら契約単価のネコポスが有力、という住み分けです。
選び方・比較ポイント
- サイズ適合性:厚さ3cmを超えるか、短辺25cmを上回るかが分岐点。
- スピード:翌日配達の確度やタイムリミットを重視するなら、差出時刻も含めて検討。
- 補償ニーズ:高額品・一点ものは補償つきの手段(書留・宅配便等)を選択。
- 差出の手軽さ:自宅印字→ポスト投函で完結したいならクリックポストが合う。
- 運賃コントロール:単価固定のクリックポストか、条件交渉が効く契約型か(ネコポス)。
利用ステップ(購入→発送→追跡)
準備(初回のみ)
Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントを用意し、Yahoo!ウォレット/Amazon Payを登録。
ラベル作成・決済
クリックポスト画面で荷物情報を入力→決済(与信→引受時に課金確定)→PDFラベル発行。
印刷・貼付
A4またはA6等で等倍印刷し、封筒・箱の平滑面にまっすぐ貼付。しわ・破れは読み取り不良の原因。
差出
郵便ポストまたは郵便窓口へ。厚みや重量は規格内に。
追跡
お問い合わせ番号で引受~配達完了を確認。配達は郵便受け投函(入らない場合は持ち戻り)。
ラベルの有効期間は支払日の翌日から7日間。作成後は早めに投函しましょう。
活用事例(個人・法人・学生など)
個人(フリマ出品者):Tシャツ・文庫本・スマホケースなど、A4薄物中心なら1件185円で原価計算が簡単。
創作・同人/クリエイター:薄めのZINEやポストカードセットの頒布に最適。頒布数量が増えたら、パッケージとゲージで厚さ3cm管理を徹底。
小規模EC:立ち上がり期はクリックポストで固定費を抑え、規模化に伴いゆうパケットや契約型(ネコポス等)へハイブリッド運用。
学生(サークル・部活):部誌・リーフレット・記念グッズの遠方配布に。投函中心で時間を節約。
注意点・失敗回避
- サイズ超過:厚さ3.1cmや重量1.05kgは返送対象。梱包を圧縮袋・薄手パッドで見直し。規格内は「長34/短25/厚3/1kg以内」。
- 信書・貴重品は不可:現金・貴金属・危険物は送れません。
- 補償なし:万一の損害賠償は行われません。高額品は別手段に。
- 宛先にコンビニ・はこぽす不可:指定すると返送されます。
- 印刷不良:縮小印刷や薄いトナーは読み取りエラーに。テスト印刷→本印刷の順で確実に。
FAQ
- Q1. クリックポストの料金はいくら?
- A. 全国一律185円です。距離・県別の差はありません。
- Q2. クリックポスト 送り方の流れは?
- A. アカウント準備→荷物情報入力→Yahoo!ウォレット/Amazon Payで決済→ラベル印刷→ポストor窓口で差出→番号で追跡、の順です。
- Q3. クリックポスト サイズ制限は?
- A. 長辺34cm以内/短辺25cm以内/厚さ3cm以内/重量1kg以内です。
- Q4. いつ届く?日時指定はできる?
- A. 目安は翌日~翌々日。日時指定はできません。配達は郵便受け投函です。
- Q5. 信書や現金は送れる?
- A. 送れません。また、損害賠償はなしです。
- Q6. クリックポストとネコポスの違いは?
- A. クリックポストは誰でも185円で使える一方、ネコポスは契約or提携フリマ経由での利用が前提。サイズはネコポスが厚さ2.5~3.0cm(条件で異なる)で、料金は契約単価です。
今後の展望やトレンド
2024年10月1日に郵便料金が広範に改定され、規格内の定義や各サービスの見直しが続いています。小型荷物領域は非対面配達・ポスト投函の利便性がさらに高まり、オンライン完結・追跡標準が当たり前に。発送者側は「厚さ3cmの壁」を意識した薄型パッケージ設計で、コストを長期安定化させるのが鍵です。
利用シーン別おすすめ(早見表)
送るものの例 | 推奨サービス | 理由 | 目安 |
---|---|---|---|
文庫本1~2冊/薄手Tシャツ | クリックポスト | A4薄物・3cm以内・追跡あり | 185円 |
厚手パーカー/箱入りコスメ | ゆうパケット or 宅配便系 | 3cmを超えがち/補償ニーズ | 厚さ別運賃・地域別 |
複数点の同梱(やや厚い) | レターパックライト/プラス等 | 追跡・対面/非対面の選択肢 | サービス別 |
法人の薄物大量発送 | ネコポス(契約) | 単価交渉・翌日配達の安定性 | 契約単価 |
失敗しない選び方ガイド(チェックリスト)
- 厚さは3.0cm以下?封入後にゲージ確認
- 重量は1kg以下?
- 補償不要か?必要なら別サービスを検討
- ラベル期限(7日)内に投函できるか?
- 宛先表記にコンビニ・はこぽすを入れていないか?
- 受取人のポストサイズに入るかイメージできるか?
まとめ:クリック ポストの要点振り返り
クリック ポストは、全国一律185円・オンライン完結・追跡ありという三拍子で、小型荷物の最適解です。長34/短25/厚3/1kg以内を守り、Yahoo!ウォレット/Amazon Payで決済→ポスト投函→番号で追跡という流れを押さえれば、誰でもスムーズ。補償や厚さ3cm超のケースは、ゆうパケット・レターパック・ネコポス等と目的別に使い分けましょう。今日から梱包と厚さ管理を標準化して、発送コストと工数を賢く抑えてください。