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はがきサイズの基本と種類を徹底解説|おすすめ用途も紹介

はがきサイズの基本と種類を徹底解説|おすすめ用途も紹介

はがきサイズの基礎知識

はがきサイズとは、日本で郵送できるはがきの大きさを指し、郵便法で定められた規格が存在します。特に「はがきサイズ cm」や「はがきサイズはどれが正しい?」と悩む方は多く、印刷や写真プリントを行う際には、正確なサイズを知っておくことが欠かせません。

はがきには、通常はがき・大判はがき・往復はがきなど複数の種類があり、用途によって使い分けるのが一般的です。また、印刷時には縦横比や塗り足しなどの注意点があり、適切なデータサイズで作らないと、写真が切れたり、余白ができるなどのトラブルにつながります。

この記事では、はがきサイズの基本から種類、印刷の注意点、写真プリントにおすすめのサイズまでを、初心者にも分かりやすく徹底解説します。

はがきサイズの標準規格(日本郵便の基準)

日本郵便が定める通常はがきのサイズは以下の通りです。

100mm × 148mm(10cm × 14.8cm)

いわゆる「A6判」と呼ばれるサイズに近い寸法です。このサイズ内であれば定形郵便として扱われ、全国一律の料金で送付できます。

はがきサイズをcmで比較

種類 サイズ(cm) 特徴
通常はがき 10 × 14.8 一般的な年賀状サイズ
大判はがき 約12 × 23.5(最大) DM・広告用でよく使われる
往復はがき 14.8 × 20 返信部分を含む折りたたみ形式
私製はがき 10~12 × 14~23.5 官製規格を満たせば郵送可能

はがきサイズは用途により異なりますが、郵便で送れる範囲が決まっている点が重要です。

定形郵便として扱われるサイズ範囲

はがきとして送れる範囲は次の通りです。

  • 最小:長辺 14 cm × 短辺 9 cm
  • 最大:長辺 23.5 cm × 短辺 12 cm × 厚さ 1 cm以内

これを超える場合は、定形外扱いとなり料金が変わってしまうため注意が必要です。

はがきサイズの種類

はがきサイズの基本と種類を徹底解説|おすすめ用途も紹介 はがきサイズの種類

官製はがき(通常はがき)

郵便局で販売されている一般的なはがき。100mm × 148mmで、最も幅広く利用されています。

往復はがき

往信用+返信用が一体になったはがき。アンケート・応募・各種申請に使用されます。

大判はがき

DMや圧着はがきとして利用される大型タイプ。視認性が高いため、広告用途に最適です。

年賀はがき

お年玉抽せん番号が印刷されているはがき。サイズは通常はがきと同じです。

私製はがきの種類と注意点

自分で作る私製はがきは、多様なデザインが可能です。ただし、切手の貼り忘れやサイズ規格外に注意が必要です。

写真プリントにおすすめのはがきサイズ

はがきサイズの基本と種類を徹底解説|おすすめ用途も紹介 写真プリントにおすすめのはがきサイズ

写真はがきに最適なサイズ

写真付き年賀状や旅行写真をはがきにする場合、通常のはがきサイズ(10cm × 14.8cm)が最適です。一般的なプリンターにも対応し、視認性と取り扱いやすさのバランスが良いのが理由です。

L判・KG判と比較した場合の違い

種類 サイズ 特徴
L判 8.9 × 12.7cm 写真プリントの標準(フィルム・一眼カメラ)
KG判 10.2 × 15.2cm はがきに近く人気
はがきサイズ 10 × 14.8cm 郵送できる写真はがき

KG判ははがきとほぼ同じ大きさのため、写真重視の人に人気です。

旅行写真や年賀状におすすめの使い方

  • 写真面:表紙のように大きくフチありで配置
  • 宛名面:郵便用レイアウトを守る
  • 説明文:小さめの文字で補足

フチあり・フチなし印刷のコツ

  • フチなし:写真が端まで広がり華やか
  • フチあり:印刷ズレが起こりにくい

初心者はフチありのほうが失敗しにくいです。

はがき印刷サイズの注意点

はがきサイズの基本と種類を徹底解説|おすすめ用途も紹介 はがき印刷サイズの注意点

自宅プリンターで印刷する場合の注意点

  • はがきサイズ(100×148mm)、または写真用の KG判(102×152mm)/L判(89×127mm) に対応しているか確認
  • 用紙設定を「はがき」/「カード」/「A6」 などを正しく選ぶ
  • 給紙方向(縦・横)やフチあり/フチなし印刷も必ず設定する

余白・トンボ・塗り足しの考え方

印刷データを作る際には、上下左右3mmの塗り足しをつけると安心です。

印刷データ(解像度 / dpi)の目安

文字や写真が鮮明に出る、くっきりした仕上がりになります。

写真が切れないためのレイアウト方法

重要な文字は内側(セーフティーエリア)に配置しましょう。

宛名面の印刷ルール・禁止事項

  • 切手部分は空ける
  • QRコードや広告を入れすぎない
  • 郵便番号枠、宛名を妨げる配置はNG

はがきの材質・紙質の選び方

官製・私製はがきの紙質の違い

  • 官製はがきは厚みがおよそ0.2mm(郵便規格に準拠)、郵送に耐えられる堅さがあります。
  • 私製はがきは厚みが自由(官製はがきと同程度〜厚手まで選択可)

写真用光沢紙のメリット・注意点

  • 光沢紙は写真を美しく見せたい方に最適ですが、宛名面は印刷インクがにじむ場合があるため注意。
  • 紙表面がしっかりしているため、破れにくい
  • 家庭用レーザープリンターでは対応していない場合がある

マット紙・インクジェット紙との違い

読みやすく落ち着いた印象に仕上がるのがマット紙の特徴です。

用途別おすすめ紙質ガイド

  • 写真中心 → 光沢紙
  • 文章中心 → マット紙
  • DM用途 → 大判の厚手用紙

はがきの用途別おすすめサイズ

用途 推奨サイズ 理由
年賀状 通常はがき 郵便向けに最適
挨拶状 通常はがき 読みやすい
写真ポストカード KG判 or はがき 写真が映える
販促DM 大判はがき 目立ちやすい

はがきサイズの比較表

種類 サイズ 用途 特徴
通常はがき 100×148mm 年賀状・挨拶状 最も一般的
大判はがき 最大120×235mm DM・広告 視認性抜群
往復はがき 148×200mm 案内・アンケート 折り返し式
写真はがき 100×148mm 写真印刷用 応用性が高い

はがきの印刷ステップ(自宅・コンビニ・印刷会社別)

自宅プリンター

  • 少部数でも低コスト
  • 仕上がりの安定には慣れが必要

コンビニ印刷

  • 手軽・すぐに印刷できる
  • 大量印刷では費用がかさむ

ネット印刷サービス

  • 高品質・大量印刷に向く
  • 手元に届くまで色味や質感の確認できない

写真プリントサービス

写真を中心にしたい場合は、専用サービスがおすすめです。

よくある失敗例と解決策(個人・法人共通)

はがきサイズの基本と種類を徹底解説|おすすめ用途も紹介 よくある失敗例と解決策

写真が切れる

用紙サイズと画像比率の不一致、セーフティーエリアに配置していないのが原因です。

余白ができる

用紙設定や縦横比が一致していない可能性があります。

文字が小さすぎて読めない

最低でも10pt以上を推奨。

宛名面の配置ミス

中央揃えや位置補正機能を活用する。

郵便として送れないサイズで作成してしまう

郵便規格サイズを確認する。

FAQ(よくある質問)

Q1:はがきサイズは何cmですか?
A:一般的なはがきサイズは 10cm × 14.8cmです。
Q2:写真プリントにおすすめのはがきサイズは?
A:はがきサイズ(100×148mm)またはKG判が人気です。
Q3:自宅プリンターで印刷できますか?
A:可能です。用紙設定を「はがき」にしてください。
Q4:私製はがきでも郵送できますか?
A:サイズが規格を満たしていれば可能です。
Q5:コンビニで写真はがきは印刷できますか?
A:多くのコンビニが対応しています。
Q6:大判はがきは郵便で送れますか?
A:規定内(一般的サイズ:120mm × 235mm・重量50g以内)であれば送付可能です。

今後のはがき・ポストカードのトレンド

デジタル年賀状との使い分け

オンライン化が進んでも、紙の年賀状は依然として根強い人気があります。

フォトポストカード人気の上昇

オリジナル写真で作成する需要は年々増加しています。

印刷技術の進化

家庭用プリンターの高性能化により、誰でも高品質なはがきを作れるようになりました。

まとめ

はがきサイズは10cm × 14.8cmを基本とし、用途に応じて大判や往復はがきなどさまざまな種類があります。正しいサイズを理解することで、郵便トラブルの防止や印刷失敗の回避につながります。

特に写真プリントや挨拶状を作成する際は、はがきサイズの種類と印刷上の注意点を理解しておくことが重要です。ぜひ本記事を参考に、目的に合った最適なはがきを選んでみてください。